2008年11月7日金曜日

ペルソナ リチャードサッパー

前半は、ペルソナ手法について 
後半は、リチャード サッパーについて

ペルソナ手法
ペルソナ手法は、ユーザーの経験価値を生み出すためのもの。
また、チーム間の対象ユーザーの共有にも役立つ。

まずは、ペルソナ構築のプロセスとして、ユーザーの定義が重要である。
仮想的に想像することもあれば、実際にインタビューをして定義してくこともある。
・ユーザーの基本情報
 名前、年齢、男女、特徴、知識、スキルなど

・ユーザーロール
 社会的な役割 会社の部長、家の中を明るくする子供 など社会的、精神的役割

・ユースケース
 どのようにユーザーがソフトと関わるか

・ユーザープレファレンス
 その商品に関して、どのような状況、環境においてどのような好みがあるか。ブランドとの 関わりが重要である。インタビューの際は、読んでいる雑誌などを聞くとその人のユーザー プレファレンスが露になっていく。


次に、ユーザーゴールの設定
 仮想的なユーザーが欲しがる機能ではなく、達成したい目標を設定

最後に、
 ユーザーがゴールに達成できるようシナリオを制作する。

結局設定された、固定ユーザーに提案されたエクスペリエンスをどのように他のユーザーに広げていくのか、どの程度まで抽象化するのかがポイントなのではないかと感じた。

リチャードサッパー
自然のものを見ることを大事にしていた。それは自然のものには動き(雲、影、葉っぱ)があり、表情がかわり人の興味をそそるから。
STATICのように、そのもの自体が動くものもあれば、人間が動くことで動きの見える彫刻のようなものもある。